牛脂は危険⁈
スーパーに置いてある牛脂を食べるのは危険ではありません。
無料で置いてあると不安になりますよね。
牛脂が危険と言われているのは牛脂の成分だと考えられます
牛脂の成分は99%以上が脂質です
飽和脂肪酸のステアリン酸・パルミチン酸、
不飽和脂肪酸のオレイン酸、リノール酸などが多く含まれています。
牛脂に含まれる飽和脂肪酸を取りすぎると
中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)を増やし
肥満や心筋梗塞、循環器リスクを高める可能性があるからです。
牛脂1個あたり7gでカロリーは66kcal
牛脂だけを食べることは無いにしても
食べすぎ、使い過ぎには要注意です。
牛脂の賞味期限とは
スーパーに置いてある牛脂は精製されて
酸化しにくいですが、冷蔵庫保存をし2~3ヶ月使いきります。
無料だからといって一度にたくさん持ち帰るのではく、必要な時に必要な量だけもらってくる方が良いですね!
牛脂はなぜ無料?
お肉を塊で仕入れた時に余分な脂やスジ等を
取ってから加工しお店に並んでいます。
本来なら捨ててしまうもの
捨てるのはもったいないので無料で提供をしているのです。
廃棄するのにもお金がかかります
無料で置いてある形が整った脂は
油脂成分だけを精製して固めたものなのであまりおいしくありません
牛脂とケンネ脂の違い
牛脂は牛の脂肪のことですが
実は『牛脂』と言っても種類があります
スーパーに無料で置いてある牛脂は『ヘット』
牛の脂肪を精製して固めた食用の脂
ケンネ脂
牛の腎臓の周りについている厚い脂肪。
独特の風味がある最上級の脂肪。
食肉店に注文して買う
料理に使う牛の脂肪はほとんどケンネ脂
ノリ脂
高級な和牛の牛脂
豚の脂が置いていないのは
豚の脂はラードと言って売ることができるので無料で
置いていません。
ラードは揚げ油や中華料理など色々な料理に使い道があるからです